ちまたで妄信されていることの一つで、結婚=幸福という図式がありますが、それはどれほど本当なのでしょうか
子供と満足度の関係
始めにいっておくべきは子供をつくると結婚の満足度は下がる。というのが今の定説です。
それに対して異を唱えたいわけではありません。
子供を作ると満足度が下がるということを前提として話を進めていければいいなと思います。
原因としては
- 自由を奪われる
- 子育てにはお金がかかる
- 子供が理解できない
- 性生活に支障がでる などなど
どれも妥当で、客観的にみたら子供をつくると幸せ派はいなくなりそうですが、現実世界ではそうでもないのが不思議なところです。
結婚=幸福を信じている人は既婚者に多い
既婚者は自ら不幸を体験しているのに、なぜ結婚を信じているのか?
一つは比較できないという問題
結婚した方がよかったか、それとも結婚しなかった方がよかったを判断するには、どちらも経験する必要がありますが、どちらも経験している人は少ないです。
一度結婚している人は結婚していて、結婚している人は一度も結婚していない比率が多いからです。
一つは自分は幸せだと思い込みたい問題
人間は自分が幸せだという理由をむりくり探し出します。結婚している人は結婚することが幸せ。結婚していない人は結婚しないことが幸せだと思い込んでいるのです。
一つは親のシナリオ問題
結婚していない人でも、結婚が幸せの象徴だと考えている人がいます。
その人は親の脚本付けを受けている可能性が高いです。親が幸せそうだから、親と同じ行為をしたら自分は幸せになれると信じているのです。
結婚という行為を客観的にとらえることができないことが原因となっています。
生物学の視点からみると理解できる
生物学的には
人間の目的は幸せになることではなく、繁殖することであり、子供をつくっても幸せになれないことに気づいてしまった種族は反映しない というのが生物学からの視点です
ごもっともな意見であります。
人間の遺伝子は幸福になるためには作られていないんですね。幸福になるためには、遺伝子に逆らった行動をする必要があるということですね
子供をつくるの何が幸福か
このまま終わっては悲しいニュースになってしまうので、もう少しお付き合いを
もし、子育てにマイナス面しかないなら さすがに真実にきづいてしまいますよね
プラス面があって、それがマイナス部分を隠しているから勘違いが発生するわけです。
子育てのプラス面
- 視点が外に向く
- 選択と集中ができるようになる
- 子供いない人にマウントをとれる
- 老後の不安が少なくなる
- 人の成長が間近で見れる
- かわいい
という意見が収集できました。
まとめ
子供を作るデメリットは今に集中してる。メリットは未来に集中してるという風に感じました。
ナイーブな問題なので、相手の言い分を科学的にせめないようにしましょう。
勘違いも他人に迷惑をかけなければ、いくらでもすればいいと思います。
