筋肉が目に見えてついてくるのに、2ヶ月はかかると言われています。
成果が目に見え始めると、波に乗れるのですが、成果が目に見えるまでの2ヶ月間が魔の期間になります。
この2ヶ月かんを、いかに乗り越えるかが筋トレを持続させるポイントになります。
コンセントリック
筋トレにはコンセントリックとエキセントリックがあります。
コンセントリックは、筋肉収縮するときにの動作
懸垂でいれば、上に登るときの動作
ダンベルカールでいえば、ダンベルを手前に引くときの動作
筋トレ界ではポジティブと言われていたり
コンセントリックは
・パワーが弱い
・ダメージが少ない という特徴がある
エキセントリック
エキセントリックは、筋肉が伸張するときの動作
懸垂でいえば、下に降りてくる時の動作
ダンベルカールでいえば、ダンベルを下ろす時の動作
エキセントリックは
・パワーが強い
・ダメージが大きい という特徴がある
筋肉痛は大きな敵
初心者に立ちはだかる壁として筋肉痛があります。
一要因としては、初心者ははりきって、筋トレをやり過ぎてしまうというのもありますが
筋肉痛は筋トレへの反応なので、いままでしなかった人が筋トレしたら、痛むのは仕方のないことです。
意識的にせよ、無意識的にせよ、筋肉痛で不快な思いをしたならば
人間は不快を避けるようになります。
なので、最初の2ヶ月間は筋肉痛を起こさないように筋トレすることがベストなのです。
コンセントリック意識でも筋肉はつく
コンセントリックを意識した筋トレだけで、2ヶ月で目に見えるほどの筋肉がつくことが分かっています。
筋トレ上級者の罪
エキセントリックは、強い力が使える特徴があります。
速筋繊維が働きやすいということであり、速筋繊維は筋肥大がおきくなりやすい特徴があります。
エキセントリックは、強いので重量を扱えます。
そういった理由から、ボディメイク上級者は、エキセントリックトレーニングを好んでやります。
自分の好みでもあるし
筋肥大に効率的だよという理由だけで初心者にすすめてしまいがちです。
そして、初心者が鵜呑みにして真似をして、筋肉痛で苦しむという事故が多発し
筋肉痛が原因で筋トレをやらなくなってしまいます。
コンセントリックのみはない
筋トレ初心者はコンセントリック動作を意識してやりなさいというのが、結論なのですが
筋トレにおいて、収縮運動と伸張運動の片方だけするというのは無理な話です。
なぜなら、筋肉は拮抗筋で構成されているからです。
懸垂をするなら、上に上がったなら下りなければいけませんよね
毎回手を話して降りるという手段もなくはないですが、基本的にはぶらさがったまま下りるわけですから、自然とエキセントリックがはいるわけです。
ダンベルカールも同じく、ダンベルを元の位置に戻す動作は絶対に必要になります。
大事なのは、コンセントリックを意識して多く、エキセントリックの数を少なくする努力です。
耐えながら下ろすのではなく、重力に従って、危険のない範囲でパッと下ろすのがいいでしょう。
まとめ
コンセントリックを意識した動作をすると、筋肉痛が少なく、目に見える結果もでるから筋トレ初心者にはオススメですよ。
筋トレに慣れてきたらエキセントリックを取り入れていきましょう。
