不安を感じるのは失敗をしてきていないからです。
不安の感情とは、未知の脅威に対する警戒警報です。
これは、人間として必要な能力ですし、不安がない人がいい。不安が少ない人がいいとうことではないのは、おさえておいてください。
しかし、不安が強すぎて行動ができない、緊張しすぎて上手くできないというのも困りもの。
それは何とかしたいと思う人が多いと思うので、それの処方箋
失敗の経験値
不安を感じやすい人は、失敗の経験値が少ない人です。
言い換えれば、ずっと成功してきた人、挑戦してきた回数がすくない人です。
失敗をすれば、二つのことに気付きます。
- 失敗しても大したことにならないこと
- 部分的に失敗した方が、後々の成長・成果に繋がることが多いということ
失敗はマイナスなイメージではなく、道中で必要なことであり、別に失敗したところで何ともない という認識に変わります。
失敗について、マイナスイメージが強くなると、マイナスを避けたいという意識は人間にとって強い感情なので、不安を感じてしまいます。
不安は未熟さ故と認める
失敗の経験値が足りていないは不安を感じて当たり前です。それを意識的なテクニックで消したり、誤魔化そうとしても、潜在的な恐怖には太刀打ちできません。
不安を無理やり消そうとするのは、逆効果になることが多いです。
不安との付き合い方にはレベルがあります。
誰でも始めはハイハイをする子供です。その次に立つことを覚えて、歩くことを覚えて、走ることを覚えます。
ハイハイしかしてこなかった失敗レベルの低い人が、失敗レベルの高い人の真似をして、走ろうとしたらどうでしょう?
失敗して怪我をするのが目にみえてます。
失敗は自分にあったレベルをする
失敗して怪我をすると書きましたが、「失敗はいいことではないの?」と思われた人もいると思います。
失敗は全てが役にたつというものではありません。自分のレベルに合わせた失敗が必要です。
赤ちゃんが走ろうとするのは、自分のレベルにあっていない失敗です。それは挫折感しか味わいません。それが積み重なると、逆に失敗は怖いものというイメージがついてしまいます。
この赤ちゃんに必要な失敗は、立とう挑戦して、転ぶという失敗です。この失敗は必要な経験だったと感じられるので、失敗してよかったと、失敗に良いイメージがつきます。
成長の順番は変えられない
ハイハイの次は立つことです。この順番は、その子供がいくら天才であっても変えることはできません。
不安を感じやすい人が、テクニック、心持ちで不安を消そうとしても不安が増長するだけ
失敗の経験を積んでいくことで、次第に不安は軽減されていく。
まとめ
失敗の経験をつんで、不安を少なくしよう。
病的な不安感情を持つ人は一定数いるので、その人は自分に合った方法で。無理なく