人は意外と頼みを聞いてくれます。自分が思っている以上に
これは認知の歪みです。
頼みには答えてあげたい
人間の基本的な性質として、人の頼みには答えてあげたいものです。
頼みを引き受けるか、断るかはニュートラルな所からのスタートではなく、最初から頼みが聞き入られる下地はできているということです。
そればっかりに、頼みを断ることは、労力が大きくなります。
頼みを聞かないリスクも存在する
相手の頼みを聞いた際のリスクにばかり目がいきがちで、頼みを聞かなかった際のリスクは考えていない。
例えば、お金を借りたいとお願いする時に
頼みを聞いた際のリスクは
- お金を一時的に失う
- 返ってこないかもしれない
頼みを聞かなかった時のリスクは
- 優しくない人と思われる
- 友達でなくなるかもしれない
- 困っている人を助けなかったということが、自分の人格だと思ってしまう
頼むときは、変な小細工をしない
前口上を挟まない
頼みをする時に、相手の時間を確認してから頼むとかは、逆に頼みを聞いてもらえなくなる。
「いま暇ですか?」「今度の日曜日空いてる?」みたいな言葉はいらない。相手からしたら追い詰められていると感じるだけ。
交換条件を出さない
この頼みをきいてくれたら、今度私が~するよのような話し方。
頼みに答えてくれた際に、お返しをするのは有り。前もってお返しをちらつかせると頼みではなく、取引になってしまうので、逆効果
きつい頼みからしてみる
相手に最初にNOと言わせてから、次に、最初の頼みより簡単な頼みにすると、頼みを聞いてもらえる。
「100万円貸してくれない?」 と断られた後に、「一万円貸してくれない」と頼むと成功率は上がる。
相手の頼みを断ったときの罪悪感は、長い間残る。相手をコントロールしようとする方法なので、使用はご注意を
まとめ
案外、人は頼みを聞いてくれる。
断られたら嫌だとか不安にならず、
どうやって頼みを聞き入れてもらおうかと画策などせずに、素直に用件だけ伝えてみよう