末人の物語

人との距離感は適度がある。

人間関係に悩んでいる人
特に人の頼みを断れない、誘われたらつい行ってしまう人は、「距離感は近いほどいい」という考え方で動いてしまっています。

人との付き合い方は、適度な距離感があります。

あなたの行動は理解されない

学校教育で
・「みんなと仲良く」
・「何か問題が起こったら話し合いで解決」
・「断ったらいけないという圧力」
・「喧嘩があったら、絶対に謝って解決しなければならない」
こういう感じなので、距離感は近いほどいいという価値観が刷り込まれてしますのも無理はないです。

・「友達と喧嘩しても距離をとればいい」
・「相手には理解されないから説明しなくてもいい」
・「みんなと仲良くしなくていい」
しかし、これが社会生活の価値観です。

「自分のことを理解してくれたら、相手は私の行動に理解を示してくれるはず」
これも間違った物語です。
あなたのことを理解してくれたとしたら、あなたの立場、感情は理解されるかもしれません。
けれど、行動まで肯定されるかどうかは別の話です。

「あなたの言っていることは理解できるけど、こうした方がもっといいんじゃない?」とお節介な助言が飛んでくるだけです。

嫌だからやりたくないと伝えても
「自分の殻を破るチャンスだ」「食わず嫌いかもしれないよ」などと言いくるめられるだけです。

相手にも距離感がある

「距離感は近いほどいい」という考え方は、相手視点が決定的に欠けています。

会社で孤立している人をみたとして、孤立はよくないことだから、積極的に声をかけてあげないといけないと考えてしまっています。

けれど、人間関係を煩わしく思っている人は多いですし、その人口も増える傾向にあります。
そういう人の気持ちが汲み取れていないわけです。

家族、親、子供、先生、同僚、上司
こういった役職でみたときに、同じ距離感ではいけないことには、誰でも気付けるはずです。
家族と同じ距離感で上司と話してどうするのですか?

コミュニケーション能力とは、相手との適切な距離感を量り、それに合わせた行動を取れる力のことです。
むやみやたらに、距離感を縮め、親友のようになる力ではありません。

遠い距離感でも問題ない

「距離感は近いほどいい」という考え方は、遠い距離感の人に対して、気にしすぎがでてしまします。

1年ぶりに連絡を取る相手にはどういう感情を抱きますか?
・急に連絡してヤバいヤツと思われるのでは?
・変なものを売りつけられるのではないかと警戒されるのでは?
・全く連絡をよこさない薄情者と思われているのでは?

あなたが1年ぶりの連絡を受けた時に、どのような感情を抱きますか?
・連絡がきて嬉しい
・覚えていてくれて有り難い
・次はこっちから連絡したほうがいいな

「距離感は近いほどいい」と考えている人の思考としては、こんなところでしょうか。

1年に1回の連絡でも問題にもならないのです。
あなたが人間関係に困っている人と距離感は近すぎませんか?